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【ものづくり工房ニュース】50人を超える学生で地上最強の折鶴「ツル星人」を折りました。

「地上最強の折鶴講習会」を開催。50人を超える学生が集まり、正方形の折り紙1枚で「ツル星人」を折りました。

2011年10月19日夕方。WASEDAものづくり工房(西早稲田キャンパス61号館1階)にて「地上最強の折鶴講習会」を開催しました。なぜ「地上最高」なのか。それは対象が単なる折り鶴ではなく、実は長い手足を持つ折り鶴の亜種であるツル星人であるから。これをハサミなど一切使わず、正方形の折り紙1枚で作ります。

このツル星人は折紙作家笹出晋司さんの作品で、かつては折り図も存在したようですが現在は廃版となり、折れる人は非常に限定され絶滅が危惧されています。そのため、このツル星人を後世に残したいと奈良文化折紙会会長である創造理工学部 吉藤健太朗さんが講師となり本イベントを開催しました。

ツル星人ポスター 
(画像をクリックすると拡大)

このイベントは「ちょっとやってみようかな」という学生のものづくりゴコロをくすぐり、工房利用を推進する方法について企画・実施する学生参加型プロジェクトで企画したイベント第一弾として位置づけて、企画検討から広報活動、イベント開催まで取り組みました。とりわけ、広報活動の一環として取り組んだ等身大ツル星人の制作には、プロジェクトの学生を中心に6m四方の紙から6時間かけて作りました。

等身大ツル星人を作る 等身大ツル星人を作る 等身大ツル星人を作る

等身大ツル星人を作る 等身大ツル星人を作る 等身大ツル星人を作る

等身大ツル星人を作る

イベントには50人を超える学生が集いました。
理工系の学生だけではなく、文学部や人間科学部、商学部など学部の異なる学生のみなさんが同じテーブルを囲み、時には教え合いながら取り組んでいました。
かなり折りこんだあとに一旦すべて展開します。「ええっ?ここまで折ったのに開くの?」と落胆の声があちらこちらから。でも、この折り目が重要のようです。
約2時間かかりましたが、それぞれのツル星人を折ることができました。制作時間は通常約40分、熟練者で15分のようです。
最後は等身大ツル星人とともに記念撮影。

次回は2011年11月5日(土)~6日(日)で開催する大学祭・理工展にて、「つくって遊ぼう!みんなでわくわくハブラ虫!」イベントを開催する予定です。「ハブラ虫」とは何者か気になる方は、ぜひ理工展にもお越しください。

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