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工房ホワイトボード用 ペンスタンドの作成 ~ レーザー加工

皆さんモノづくりしてますか?やってみたい!けれど実際、何を作りたいのかわからない。作り方がわからないなど、少し敷居が高く感じてしまう人もいると思います。 そこで、”Pen Stand”を先日作成したので、今回のコラムでは簡単にその作り方を紹介しながら、ものづくりのプロセスを見ていきましょう!


1.目的を決めよう
何を作りたいのか、まわり見渡して、探してみよう!

 Ex) おうちが迷子のペンとイレーサーの家を作る!


2.目標を決めよう
どんな風にそのものを作りたいのかな?

 Ex)・ホワイドボードと一体型のスタイリッシュものを作る。
     ・ペンを立てて保存するとペンの寿命が短くなるらしい。。。
       →ペンを寝かせる構造が必要!


3.ラフスケッチをしよう
目的・目標が決まったらだいたいの形を書いてみよう

 Ex)


4.CADでパーツづくりとアセンブリ
さぁいよいよ、データを作ります!君の頭の中の形が視覚化していきます!

 Ex) 今回は、学生無料で製品版を使えるAutodesk社の3DCAD Inventorを用いてラフスケッチをデータ化しました。
        まずは、パーツを作って、最後にCAD上で組み立て。


ここで、干渉チェックもできます!実際に作ってみたら、組み立てられない。。。なんてことも3DCADでおさらばです!


5.レーザー加工機で切断作業
CADで作ったデータをレーザー加工機に読み込ませると、自動でその形に切断してくれます。

 Ex)


このような形でPenStandに必要なパーツが実際に加工できます!レーザー加工機は誤差が小さいので優秀な機械です。


 6.組み立て
パーツを組み立てて完成です!あなただけのモノづくりができましたね。

Ex)


PenStandも完成!アクリルの色が違えば雰囲気も変わりますね。
ぜひ皆さんのアイデアをホワイトボードに書きまくってくださいね。

(担当:M.T(WASEDAものづくり工房 ラーニングアシスタント)/2017年9月26日)