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『WASEDAものづくり工房』はご寄付により支えられ運営しています。

『WASEDAものづくり工房』は、より高い「発想力」「実行力」「人的ネットワーク力」を身につけた高い志をもつ早大生の育成を目的とした文理融合型の実践的な学びの場です。

ホンモノの発想力や実践力を身につけるには、試行錯誤を繰り返し、アイデアを実現する「ものづくり」の経験が有効です。充実した機器装置と作業スペースを備え、気軽に相談できる技術スタッフが常駐する「ものづくり工房」は、『小さなやってみたい』から『本格的なものづくり』まで、自分の手でものづくりに挑戦できる環境です。文系・理系に関わらず学部の垣根を越えて早大生が集い、多様な視点に触れられるのも魅力のひとつ。学生自身が自らのアイデアをカタチに転換する環境づくりを進めています。

WASEDAものづくり工房は課外活動による学びの場であるため、個人・団体・企業等のみなさま方からのご寄付を主たる資金として運営しています。そしてその資金は、特に「ものづくり」をキーワードとした次の3つの視点での人材育成・環境整備に活用しています。

「ものづくりによる試行錯誤×社会との関わり」による実践的リーダーの育成
実践力を身につけたリーダーの育成には、ものづくりによる試行錯誤を「社会との関わり」の中で実践することが効果的です。そこで、世界を舞台に挑戦したり、社会の知や技に触れる機会を提供し、学生自身でアイデアをカタチにして表現するプログラムを実施します。

学生の行動意欲を刺激する ものづくり環境の整備
興味の対象が多様化したり、他者との関わりが薄くなってきている現代において、自分の手と頭で新しい価値を生み出したいといった行動意欲を刺激し、さらに他者との協働の中から個人の限界を超えた価値が生み出せる経験を積むことができる環境を提供します。

仕組みづくりもものづくり。学生参加型プロジェクトで学生目線のキャンパスづくりを
人材育成の一手段として、ものづくり工房を活用した仕組みづくりを学生参加型プロジェクトで実現します。この仕組みづくり自体もものづくりのひとつと考え、より高いレベルでの学生の育成を狙います。

★『WASEDAものづくり工房』とは → [概要]



ご支援の活用事例紹介

ローム株式会社様からのご支援 [ 2009年~ ]

ものづくりプログラム制作風景
制作風景

2009年度より毎年、ローム株式会社様との連携教育プログラム「WASEDA ものづくりプログラム」を開催しています。

本学理工系学生を対象に独創的なアイデアを形にするための「ものづくり」企画を募集し、実現性や創造性などの観点による一次選考を通過したアイデアについては、教職員の指導・サポートのもと、そのアイデアを実現します。

知識と技術を融合させる「ものづくり」を体験することや教職員との交流を通して、通常の授業とは違う教育効果を期待するプログラムです。

ローム株式会社様には、材料費や優れた作品を作成した学生への奨学金等の支援のほか、審査会では独創性、製作物の技術レベル、完成度、問題解決力、プレゼンテーション等について学生へのアドバイスをいただいています。

これまでのプログラムの取り組み(結果報告、参加者の声など)については、「ものづくりプログラム」のページをご参照ください。 >> [ものづくりプログラム詳細]



株式会社カインズ様からのご支援 [ 2013年~ ]

社員の方から商品開発の視点を学ぶ
社員の方から商品開発の視点を学ぶ

2013年度より毎年、株式会社カインズ様との連携教育プログラム「C&Wプロジェクト」を開催しています。

このプログラムは、学生自身が学生の身近にある問題に着目・解決する新商品を開発するプロジェクトです。新しい生活スタイルを提案するコンセプト・デザイン(商品企画)、まだ見ぬ新しい商品を生み出すプロダクト・デザインなどの視点で、アイデアの創出だけではなく、試作品(プロトタイピング)による実現性の検討など、本格的に商品コンセプトをデザインしています。

株式会社カインズ様には、売り場見学や顧客ニーズを踏まえたアドバイス、アイデアを思いつくきっかけ作りなどを支援していただくほか、試作材料費などの金銭的支援もいただいています。

プログラムの詳細は、「C&Wプロジェクト」のページをご参照ください。 >> [C&Wプロジェクト詳細]



ものづくりゴコロを刺激する機器・装置類の導入例

自分の手と頭で新しい価値を生み出したいといった行動意欲を刺激できるもの、学生の日ごろのものづくり活動の中で要望の高いものを中心に機器装置の充実を進めています。

刺繍ミシンブラザー
ブラザー工業株式会社様 寄贈品

多彩な刺繍ができるほか、基本の実用縫いからキルト作りまで、さまざまな活用が可能です。

【規格】イノヴィスVF-1
(公式サイト)

【用途】その他

スキャンカット
ブラザー工業株式会社様 寄贈品

紙やシールなどをデータ通りにカット出来る機器です。画像をスキャンして加工することも可能です。

【規格】CM-110 (公式サイト)

【用途】切断

レーザー加工機

炭酸ガス(CO2)レーザーで切断したり彫ったりできます。
・対応素材:主にアクリル・紙など。
・最大加工範囲:W600×D300

【規格】trotec社Speedy100 30w

【用途】切断

刺繍ミシンブラザー

多彩な刺繍ができるほか、基本の実用縫いからキルト作りまで、さまざまな活用が可能です。

【規格】イノヴィスDC3500(公式サイト)

【用途】その他

はんだ除去装置

一度はんだづけした部品を取り外すときや余分なはんだ取り除くときに便利。こて先ヒーターではんだを溶かし、真空ポンプの力で吸引除去します。

【規格】HAKKO 474-1

【用途】その他


学生参加型プロジェクト『ものづくり工房利用推進プロジェクト』

「ちょっとやってみようかな」という学生のものづくりゴコロをくすぐり、工房利用を推進する方法について企画・実施する学生プロジェクトメンバーを募集し活動しています。

★『ものづくり工房利用推進プロジェクト』とは → [利用推進プロジェクト学生メンバー募集のページ]



『WASEDAものづくり工房』へのご支援をお考えの皆様へ

ものづくり工房の活動についてご支援していただける個人、団体、企業等のみなさま方からのご寄付を受け付けております。

ご寄付のお申込み

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ご寄付の金額は1,000円から可能です。できるだけ、多くの方からご支援いただけますと幸いです。
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