ホーム »ものづくりのヒント »浅草橋探検

革材料やアクセサリー素材が豊富に揃う問屋街 ~ 浅草橋(東京都台東区)

浅草橋(東京都台東区)は古くから続く問屋街。
人形(人形の久月・浅草橋総本店もあります)や衣料品、文房具を取り扱うお店が多く集まっています。
ものづくりコラム「革製のパスケースを作りました ~ レザークラフト」で紹介のあったように、
革の素材を扱うお店も多くあるということで行ってみました。


浅草橋駅への行き方


浅草橋駅にはJR中央・総武線各駅停車、都営地下鉄浅草線が乗り入れています。

早稲田キャンパス戸山キャンパスからは、東京メトロ東西線早稲田駅→日本橋のりかえ→都営地下鉄浅草線で約25分(280円)、

西早稲田キャンパスからはJR山手線新大久保駅→新宿のりかえ→JR中央・総武線各駅停車で約25分(220円)の位置にあります。

ちなみに雷門で有名な浅草は都営地下鉄浅草線に乗って北方向に2駅いったところにあります。


はじめて行った革材屋さん

今回初めに訪れたお店は『And Leather(浅草橋西口店)』。店先にはクルクルと丸められた多種多様な革材料の端切れが山積みになっています。店内に入ると、大判の革もありますし、牛革、豚革だけでなく、ワニ、パイソン、エイ、オーストリッチなどなど、多岐にわたる種類の革がありました。

革の種類だけでなく、仕上げの具合や質感がそれぞれで違うのと、かなり多量の材料があるので、好みの革を探す宝探し的なワクワクと一期一会的な出会いが楽しめます。

そんな中で、今回私の厳しい眼で選ばれたのは、ただ1枚。そして、レジそばにあったバネホックカシメも買ってみました。取り付けるために必要となるホック打ち、打ち台、ハトメ抜き、カシメ打ちなどの基本セットは、ものづくり工房にありますので個別に購入する必要はありません。事前に確認しておきましょう。

種類や大きさ、状態によって値段が異なりますが、今回購入した革の端切れ材料は700円。ホックやカシメは20セットぐらい入って200円しない程度でした。とはいえ、何を作るかはまだノー・アイデア。これから考えます。



革材屋さん(2軒目)、アクセサリー素材ショップをはしごする

続いて、『And Leather(浅草橋店)』にも行ってみました。『And Leather』は同じ駅近に複数の店舗があります。ここでは、100円の革と80円の革ひもも買ってみました。5枚買うといくら値引きなど、多く買えば買うほど単価が安くなるものも多くありました。

このお店では、ちょっとした革で作った製品やそれらを作るための型紙、飾りなどで使う金属製のチャームなども売っていました。


浅草橋の駅前には、ビーズ類や各種金具等を取り扱っている『ビーズショップWEST5』というお店があります。スワロフスキーやダイヤモンド風のルービックジルコニアも各サイズ揃っており、スマホのデコレーションのサンプルなども飾ってありました。今回ここでは革細工でも使えそうな金具を購入しました。


浅草橋にはビーズやガラス玉、紐などの手作りアクセサリーの素材パーツを売ってるが多いです。『天然石のショップ Accessory ART』では、キャッツアイと呼ばれているガラスの玉が1個30円で売っていました。紐が通せるように貫通穴も開いています。あまりにキレイなのでいくつか購入してみました。『And Leather(浅草橋西口店)』の隣にもありますが、このショップもまた複数の店舗が浅草橋界隈にあるようです。


まとめ

今回訪れたお店はほんの一部。浅草橋にはこんなお店がたくさんあります。近隣には他にもレジン用の飾りなどを取り扱う店などもありました。革材料や金具類、アクセサリー用パーツ各種などがお手頃の価格で売っているお店が豊富で、見ているだけでも楽しい浅草橋

「こんな金具が売っているのか」「キレイなパーツがあるね」「しかも思ったより安い」などの楽しい発見があり、さまざまな発想が湧き出てくる浅草橋何か作ってみたいけど、何が作りたいかが分からないと悩んでいるそこのアナタ!とりあえず、浅草橋を探索してみることをおススメします!

(担当:かっきぃー(工房スタッフ)/2017年3月23日)